
はじめに:お留守番は犬にとって意外と大きなストレス
「ちょっと買い物に行くだけなのに、吠え続けてしまう」
「帰ってきたらクッションが破壊されていた…」
そんな経験はありませんか?
犬にとってお留守番は、ただの“待ち時間”ではありません。
大好きな飼い主さんがいない時間は、不安や寂しさ、時には強いストレスを感じることもあります。
特に子犬や分離不安傾向のある子、過去にトラウマがある犬は、お留守番が苦手な傾向が強いです。
でも安心してください。
お留守番が苦手な犬でも、環境づくりとちょっとした工夫で、安心できる時間に変えることが可能です。
ここでは、獣医師やドッグトレーナーも推奨する方法を、私の経験も交えながらお伝えします。
1. お留守番前の「安心準備」がカギ
① 外出前にエネルギーを発散させる

お留守番が苦手な犬は、体力が有り余っているとさらに不安や退屈感が増し、吠えや破壊行動に繋がります。
外出前に20〜30分ほどのお散歩やボール遊びをしてあげることで、心身が満たされ、お留守番中は落ち着きやすくなります。
💡 ポイント
短頭種(フレンチブルドッグやパグなど)は暑さに弱いため、夏場は早朝や夕方の涼しい時間を選びましょう。
② 飼い主の匂いを残す
犬は嗅覚がとても敏感。
飼い主さんの匂いがついた衣類やブランケットをベッドに置くだけで、大きな安心感が得られます。
実際、うちの子も私のパーカーをクッション代わりにして寝ている姿をよく見かけます。
2. 留守中の退屈を防ぐ工夫
① 知育トイやコングを活用
中にフードやおやつを詰めた知育トイは、犬が夢中になれる時間を作ります。
特にコングは中身を凍らせておくと長持ちし、夏場の熱中症対策にもなります。
② 景色を眺められる場所を作る
窓際に安全なスペースを作り、外を眺められるようにするのもおすすめです。
人や車、鳥の動きなどがちょっとした刺激になり、退屈しにくくなります。
3. 飼い主の気配を感じられる工夫
① 音を活用
テレビやラジオ、自然音などを流しておくと、静寂による不安を和らげられます。
私の知り合いのトレーナーさんは「飼い主さんの声を録音しておくと安心する子も多い」と話していました。
② ペットカメラでコミュニケーション
最近はスマホから声をかけられるペットカメラもあり、留守中の様子を確認しながら安心感を与えられます。
ただし、あまり頻繁に声をかけすぎると逆に落ち着かなくなる子もいるので、様子を見ながら使いましょう。
4. 徐々に慣らす「お留守番トレーニング」

お留守番が苦手な犬に、いきなり長時間の外出は大きなストレスです。
最初は「玄関に行く → すぐ戻る」から始め、徐々に時間を延ばします。
このとき、帰宅時は大げさに喜ばず、自然に接することが大切。
過剰に反応すると「やっぱりお留守番は特別なことなんだ」と認識してしまいます。
5. 安全対策も忘れずに
- 誤飲の恐れがある物は必ず片付ける
- 室温・湿度を適切に保つ(夏は28℃以下、冬は15℃以上が目安)
- 水は常に飲める状態にする
- コンセントやコード類はカバーで保護する
6. 私の実体験:分離不安だった愛犬が変わった話
うちのフレンチブルドッグは、最初はお留守番がとても苦手でした。
外出のたびに吠え続け、帰宅すると玄関マットがボロボロ…。
そこで、知育トイ+私の匂い付き毛布+短時間トレーニングを組み合わせたところ、2週間ほどで吠える時間が激減しました。
今ではおやつ入りコングを見せると、「じゃあ行ってらっしゃい」という顔をしてくれます。
まとめ:お留守番は「不安な時間」から「安心できる時間」へ
お留守番が苦手な犬でも、少しの工夫とトレーニングで大きく変わります。
飼い主さんの不安も減り、外出先でも笑顔で過ごせるようになるはずです。
愛犬が安心して待てる環境を整えて、飼い主さんもワンちゃんもストレスフリーな毎日を送りましょう。


