
ワンちゃんとの新生活、楽しみですね!愛らしい姿に癒され、毎日がもっと豊かになることでしょう。 しかし、ワンちゃんは言葉を話せません。そのため、飼い主さんは彼らのサインを読み解き、適切なケアをしてあげる必要があります。
私は、小さな頃からわんちゃんを飼っていたのですが、大人になり改めて知ったこともおおくありました。
今回は、月齢別にワンちゃんの成長と、飼い主さんが注意すべき点を私の育て方を踏まえてまとめました。
生後2ヶ月頃までのワンちゃん:社会性を育む大切な時期

この時期のワンちゃんは、まだ体が小さく、免疫力も弱いです。多くの方がブリーダーさんからこの頃にワンちゃんを引き受けることが多いようです。確かに、この時期のワンちゃんは可愛すぎて、抱っこしてしまったらそのままお迎えしたくなるほどです…笑。
しかし、飼い主さんにとっては愛らしい時期でも、ワンちゃんにとっては新しい環境に移り、不安を感じることも多いです。ここで、いくつかの注意点に気をつけながら、新しい生活をサポートしていきましょう。
1. 新しい環境に慣れさせる
新しい家族との生活に慣れるために、優しく声をかけたり、撫でたりして、ワンちゃんを安心させましょう。ただし、可愛すぎるからといって構いすぎるのはNGです。ワンちゃんが疲れてしまうことがありますので、適度な距離感を大切にしてください。
2. 規則正しい生活を送る
ワンちゃんは成長期にあるため、十分な睡眠が必要です。ごはんや遊びの時間以外は、ほとんど寝ていることもあります。無理に遊ばせようとせず、ワンちゃんのペースに合わせてあげましょう。
3. 予防接種の準備
ワンちゃんが健康に成長できるよう、かかりつけの獣医師さんを早めに見つけ、獣医師の指示に従ってワクチン接種を行いましょう。住んでいる地域によって必要なワクチンが異なることがあるため、獣医師さんに相談するのがベストです。
4. 社会性を育む
この時期は、ワンちゃんにとって社会性を育む重要な時期です。人や他の動物と触れ合う機会を増やして、社会性を養いましょう。また、簡単なトレーニングを始めるのも良い時期です。ただし、まだ飼い主さんとの信頼関係が十分に築かれていない段階で叱るのは避けましょう。信頼関係がなければ、いくら教えてもワンちゃんは学んでくれません。
5. 私の家での体験談
私の家では、迎えた初日にはできる限り静かな環境を作り、基本的にはケージの中で休んでもらいました。ワンちゃんがケージの外に興味を示した段階で、少しの間探検させ、再びケージに戻して休ませる、というような感じで対応していました。
トイレに失敗した時も、怒ることはせず、決めた場所でトイレが成功した際にしっかりと褒めてあげました。ワンちゃんは褒められるのが好きなので、この方法で問題なく覚えてくれました。この時期の一番のポイントは、ワンちゃんとの信頼関係を築くことだと思います。
また、この頃のワンちゃんは低血糖になりやすい特徴があります。
しかし、一度に十分な量の食事が取れない子がほとんどになりますので、1日に3〜4回に分けて必要な栄養を届けてあげてください。環境の変化により食べてもらえない時の、対処方法について別記事でまとめます。
生後3~6ヶ月頃のワンちゃん:好奇心旺盛なやんちゃ盛り!

この時期のワンちゃんは、体が大きく成長し、活発に動き回ります。好奇心がどんどん膨らみ、何にでも興味を示すようになるため、一番やんちゃな時期です!
飼い主さんとの信頼関係も少しずつ築かれてきており、ワンちゃんに暮らしのルールを教える絶好のタイミングです。また、この時期は子犬にとって非常に吸収力が高く、様々なことを学びやすい時期でもあります。飼い主さんも積極的に関わり、ワンちゃんとの良い関係を築いていきましょう。
1. 噛み癖対策
生後3~6ヶ月頃のワンちゃんは、何でも口に入れたがります。家具や壁、ソファなどが噛まれることもあるため、噛んで良いおもちゃを用意してあげましょう。この時期は歯が生え変わる時期でもあり、特に噛みたくなることが多いです。おもちゃで遊んであげて、噛む欲求を満たしつつ、ワンちゃんのストレス対策を心がけてください。
2. トイレトレーニング
トイレトレーニングはこの時期に始めるのが理想的です。しっかりとトイレの場所を覚えさせることで、ワンちゃんの生活リズムが整います。トイレトレーニングの詳細な方法については別の記事で詳しくご紹介します。
3. 運動と散歩
ワンちゃんにとって、遊びを通じた運動も重要です。ただし、まだ免疫が完全ではないため、散歩を始める前に必ずワクチン接種を完了し、獣医さんに確認することが必要です。
もし外の環境に慣れさせたい場合は、「抱っこ散歩」がおすすめです。ワクチンが終わるまで外の景色を見せて慣らしておくと、いざ本格的に散歩を始める際にスムーズに対応できます。
4. 基本的なしつけ
この時期から「お座り」「待て」といった基本的なしつけを始めると良いです。最初はうまくいかないかもしれませんが、焦る必要はありません。遊びを交えながら、ワンちゃんが楽しんで学べるように根気よく教えてあげましょう。
5. 私の家での体験談
私の家では、この時期にワンちゃんとの信頼関係がしっかりとでき、ケージの外に興味を示し始めました。そのため、ケージの範囲を少しずつ広げて、部屋を自由に探検できるようにしてあげました。
ケージ内でのトイレが完璧にできるようになると、自由に動ける範囲が広がっても、ワンちゃんは自分で戻ってトイレをするようになります。

噛み癖対策や基本的なしつけについての詳細は、別の記事で詳しく説明していますので、そちらもぜひご覧ください。
生後7ヶ月~1歳頃:まるで反抗期!しつけとケア

ワンちゃんが生後7ヶ月から1歳頃になると、まるで人間の思春期のような「反抗期」が訪れることがあります。この時期は、今まで順調に成長してきたワンちゃんが突然落ち着きがなくなり、飼い主さんに対して反抗的な態度を見せることも珍しくありません。この変化に戸惑う飼い主さんも多いですが、実はこの時期こそ、飼い主さんの忍耐と適切な対応が求められる大切な時期です。
1. 思春期のワンちゃんの特徴
この時期のワンちゃんは、心身ともに急成長を遂げています。それに伴い、今までできていたことができなくなったり、少しわがままな態度を取ったりすることがあります。例えば:
- 落ち着きがない:突然無駄吠えが増えたり、家の中を走り回ったりと、エネルギーが余っているように感じるかもしれません。
- 反抗的な態度:飼い主さんの指示に従わず、逆に反抗しているかのような行動を取ることもあります。特に「お座り」「待て」といった基本的なコマンドに対して無視することがあります。
- トイレの失敗が増える:これまで完璧だったトイレトレーニングが、突然うまくいかなくなることがあります。家の中でトイレを失敗することが増えたら、もう一度基本に立ち返ってトレーニングを続けましょう。
- 甘噛みや問題行動:ワンちゃんが成犬に近づくにつれ、甘噛みが再発したり、家具や物を噛んで壊すなどの問題行動を起こすことがあります。
この「反抗期」は、ワンちゃんが自分の独立心を育てている時期でもあります。飼い主さんの指示に従わないのは、あくまで自分自身の限界を試しているからで、決して飼い主さんを嫌っているわけではありません。
2. 反抗期のワンちゃんへの対処法
反抗期のワンちゃんに対しては、以下のような対応が効果的です。
- しつけの継続と一貫性
反抗期とはいえ、しつけを放棄することは絶対に避けましょう。この時期こそ、根気強く一貫したトレーニングを続けることが大切です。良い行動をした際はしっかり褒めて、トイレが成功した時にはおやつや言葉でのご褒美を与えるなど、ポジティブな強化を意識しましょう。逆に、失敗した際には怒るのではなく、静かに片付け、再度トレーニングを続けます。ここで飼い主さんが冷静さを保つことが重要です。 - エネルギーの発散
この時期は、ワンちゃんの運動量が増えるため、毎日の散歩や遊びを十分に取り入れることが必要です。ボール遊びや走る時間を増やすことで、余ったエネルギーを発散させ、家の中での問題行動を防ぐことができます。また、知的な刺激を与えるために、知育玩具や簡単なトリックの練習を取り入れるのもおすすめです。 - 独り立ちの準備
この時期は、少しずつワンちゃんが一人で留守番できる時間を増やしていくのに適しています。長時間の留守番はワンちゃんにとってストレスになることもありますが、少しずつ慣れさせることで、将来的に留守番ができるようになります。留守番の際には、安全なスペースを確保し、おもちゃや安心できる毛布などを用意してあげるとよいでしょう。
3. 性成熟と避妊・去勢手術の検討
生後7ヶ月から1歳頃になると、ワンちゃんは性成熟を迎えます。オス犬であればマーキング行動が増えたり、メス犬であれば発情期が始まったりします。この時期に飼い主さんが考えるべき重要なことの一つが、避妊・去勢手術です。
- 避妊・去勢手術のメリット:性成熟に伴う問題行動(マーキングや発情期中のストレス行動)を軽減できるほか、将来的な病気のリスクを減らすことができます。獣医師と相談し、ワンちゃんにとって最適な時期を見極めて手術を行うことを検討しましょう。
4. 私の家の体験談
この時期は甘噛みがひどくなり、対策をしていましたが、腕が傷だらけに・・・なんてことをありました。トイレも今まで完璧にできていたのに、不機嫌な時には目の前でわざと失敗して見せることも・・・
思い返してみると、ワンちゃんからの挑戦とも思える行動が多くありましたが、この反抗期を乗り越えた先は、ワンちゃんとの信頼関係が深まったと思います。

ワンちゃんの思春期ともいえるこの時期は、飼い主さんにとっても試練のときです。しかし、この時期を適切に乗り越えることで、ワンちゃんとの信頼関係はさらに強くなります。焦らず、根気よく、しつけとケアを続け、ワンちゃんの成長を支えてあげましょう。
1歳以降のワンちゃん:大人としての自覚が芽生える時期
ワンちゃんが1歳を過ぎると、体も心も大人へと成長し、性格が安定してきます。この時期からは、子犬の頃とは異なるケアが必要になり、飼い主さんとの関係も新たな段階に進みます。大人のワンちゃんとして、落ち着いた生活を送りながら、長く健康でいられるようにサポートしてあげましょう。
1. 特徴:安定した性格と体の成熟
1歳以降のワンちゃんは、体がしっかりと成長し、性格も安定してきます。子犬の頃のような活発さややんちゃさが少し落ち着き、家庭のルールを理解し、従順に従うことが増えてきます。この時期は、ワンちゃんが自信を持って大人としての振る舞いを始めるタイミングです。
ただし、性格や活動レベルには個体差があるため、元気いっぱいのワンちゃんもいれば、落ち着いた性格のワンちゃんもいるでしょう。どちらの場合でも、この時期を通じてさらに強固な信頼関係を築くことが大切です。
2. 注意点
定期的な健康診断
1歳を過ぎたら、ワンちゃんの健康管理がこれまで以上に重要になります。大人になると、子犬の頃に比べて健康面でのトラブルも起こりやすくなります。病気の早期発見や予防のために、定期的に獣医師に診てもらいましょう。年に1~2回の健康診断が推奨されており、ワクチンやフィラリア予防、寄生虫対策などのスケジュールも忘れずに確認するようにしましょう。
また、体重管理も非常に大切です。肥満は関節や心臓に負担をかけ、さまざまな病気のリスクを高める原因になります。獣医師の指導に従い、ワンちゃんの体重を適正に保つよう気をつけましょう。
適度な運動の継続
大人になったワンちゃんも、適度な運動を続けることが健康を保つ鍵となります。散歩や遊びを通じて、体を動かすことはもちろん、精神的な刺激にもなります。特に肥満を防ぐために、毎日一定の運動量を確保することが重要です。
ワンちゃんの運動量は、犬種や性格によって異なります。高エネルギーな犬種であれば、毎日の長い散歩やボール遊び、走る時間を多く取る必要があります。落ち着いた犬種の場合でも、短めの散歩や軽い遊びを日々取り入れてあげましょう。運動不足になると、ストレスや問題行動の原因になることもありますので、飼い主さんがワンちゃんの様子を見ながら適切な運動量を保つことが大切です。
ブラッシングと被毛ケア
1歳を過ぎたワンちゃんの被毛も、定期的にケアを行う必要があります。ワンちゃんによっては、毛が抜けやすくなる時期があり、特に長毛種のワンちゃんは毛玉ができやすくなります。毎日のブラッシングを行うことで、被毛を美しく保つだけでなく、抜け毛の掃除が楽になり、皮膚の健康も守ることができます。
ブラッシングを通じて、ワンちゃんとのスキンシップを深めることができるほか、皮膚の異常やノミ・ダニなどの寄生虫の有無を確認する機会にもなります。ブラッシングが苦手なワンちゃんには、優しく撫でたり、おやつを使って慣れさせる工夫をしてみてください。
3. まとめ
1歳以降のワンちゃんは、心身ともに成熟し、安定した生活を送る準備が整う時期です。飼い主さんとしては、健康診断や運動、被毛ケアなど、定期的なケアをしっかりと続けることで、ワンちゃんが健康で幸せな生活を送れるようサポートしましょう。この時期を大切に過ごすことで、ワンちゃんとの絆はさらに強固なものになるでしょう。
ワンちゃんからの信頼があれば、その後のトレーニングもしやすくなり、飼い主さん・わんちゃんともに過ごしやすい環境になるのではないかと思っています。
この記事がみなさんの良いわんこライフにつながることを祈っています。

